カテゴリ:🔴エゴグラム
低位型(第3類)
台形Ⅰ型
マイホームタイプ

タイプ名称だけを見ると、日本人の場合、思わず理想的なタイプだと勘違いしやすいでしょう。しかし決してそうではありません。結論から言えば「自分のところさえよければ、それでよい」というタイプです。
NP(母親的自我)とFC(自由な子供の自我)が高値で、A(大人の自我)も高いという特徴を持ちますが、一方でCP(父親的自我)とAC(従順な子供自我)が低いパターンです。このタイプの人は、面倒見もよく(NP高値)、明るくて行動的で衝動的(FC高値)ですが、一方でCPエネルギーが低いことから社会性に難があります。またACエネルギーも低いことから共感性にも課題が残ります。しかしAが高値であることから、そうしたスタイルであっても、現実世界の中で成り立っていくよう上手にコントロールされているものと思われます。
NP(母親的自我)とFC(自由な子供の自我)が高値で、A(大人の自我)も高いという特徴を持ちますが、一方でCP(父親的自我)とAC(従順な子供自我)が低いパターンです。このタイプの人は、面倒見もよく(NP高値)、明るくて行動的で衝動的(FC高値)ですが、一方でCPエネルギーが低いことから社会性に難があります。またACエネルギーも低いことから共感性にも課題が残ります。しかしAが高値であることから、そうしたスタイルであっても、現実世界の中で成り立っていくよう上手にコントロールされているものと思われます。
NPの高値は、周囲への思いやりや世話好き、協調性を示します。困っている人がいれば、進んで手を差し伸べ、周囲を励ます存在です。一方、FCの高値は、明るく活発で、新しいことに挑戦することを恐れない、自由な精神を表しています。従ってこのタイプの人は、常に周囲を笑顔にさせるムードメーカーであり、チームに活力を与える存在と言えます。またAの高値は、現実的な思考と問題解決能力の高さを示し、ムードメーカー的な存在に留まらせない現実検討能力、処理能力を物語っています。
しかし前述の通り、このタイプはCPが低値であるため社会性の低下や、低ACと相まった協調性の低下が否めなく、結果としてより広範な客観的視点が不足しがちです。Aは最適化を目指すエネルギーですが、その最適化が自分のしたいこと(FC発露&NP発露)にしか向かっていかない傾向があります。そうしたことから「自分のところさえよければそれでよい」というような「マイホーム」タイプになりやすく、自分の気に入った一部の人たちにだけではなく、更にその周囲への配慮や責任感に課題が残るわけです。
仕事上では、仮に他部署が困っていても、それに積極的に手を貸すようなことはしないでしょう。自分のところさえよければそれでよいのですから。しかし他部署の責任者が仲のよい特別な存在であれば、NPとFCの自我が拡大して、他部署も「俺のところ」の一部となり、積極的に手助けをするという側面もあります。
このタイプは、自分の興味や関心のある分野には熱心に取り組む一方で、そうでない分野には無関心になりがちなのです。そのため組織的な業務遂行では、自分の担当範囲を超えた業務に協力したり、新しいプロジェクトに挑戦したりすることが苦手な場合があります。
組織の中でも、社会の一員としても、三十代以降は公的、社会的責任が問われるようになります。個人主義が優先してしまうとひんしゅくを買うこともあるでしょう。より広範な周囲との協調性や社会的な責任感を持つことの重要性を理解し、CPを高める努力が必要でしょう。
参考:金子書房「新版 エゴグラム・パターン/TEG(東大式エゴグラム)第2版」
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定型文(記事02本文複写)
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エゴグラムは交流分析のツールです。
そのエゴグラムのタイプ名称は大変キャッチーです。これはエゴグラムの考案者である ジョン・M・デュセイ の師 エリック・バーンが、交流分析を世間に広く認知せしめ市民権を得る狙いで、その著書「人生ゲーム」のなかで敢えてキャッチーにタイプ名称を紹介したことに端を発します。
以来そのキャッチーな名称が独り歩きして、ともすると分析結果として、その名称で自分の思考特性、言動特性を規定されてしまうと、また繰り返しその名称で他者から揶揄的にパターン化されると、そのタイプ名称に自らをはめ込んで、自らのよりよい変化を規制してしまうということがありました。
キャッチーな名称は、キャッチーであるが故におもしろ笑しく多用されるものです。多用されればされるほど、された方は変化に対する規制マジックが働いた状態となり、エゴグラムの改善が進まなくなるのです。
実際に日本の学会でも、型名(M型とかN型とか)はさておき、タイプ名("がんこ親父タイプ"とか"いじけタイプ"とか)は、日本のエゴグラムの概念体系から抹消しようとの動きがあったようです。そして遂に2019年の東大式エゴグラム検査の改定では、そのタイプ名称が削除されています。
タイプ名称はキャッチーでわかりやすいので、エゴグラムの知識を得、それを活用できるようになるためにはとても有効です。この観点で、私共の研修ではそれ(以前のタイプ名称)を継承し、それによって基本的な理解促進を図っております。
一方で上述のような危険、学会の方向性、そして実際のエゴグラム図書からの削除という事実もあります旨ご賢察、ご注意くださいますようお願いいたします。いたずらにタイプ名称を口にして、他者をラベリングすることはお控えください。
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