カテゴリ:🔴エゴグラム
優位型(第1類)
FC優位型
自由奔放タイプ

このタイプは、個人の感情や直感を前面に押し出し、物事を感覚的に理解、判断する傾向を持ちます。よって明るく自由奔放であり、その洗練された感覚が非常に重要な役割を果たします。
実際のところ、FC(自由な子供の自我)優位型の人は、新しい芸術のスタイルを編み出したり、革新的なアイディアを生み出す天才的なアーティストやクリエーター、宗教家であることが多く、その自由な精神性が創造性を高める原動力となります。
実際のところ、FC(自由な子供の自我)優位型の人は、新しい芸術のスタイルを編み出したり、革新的なアイディアを生み出す天才的なアーティストやクリエーター、宗教家であることが多く、その自由な精神性が創造性を高める原動力となります。
FC優位型の人々は、何事においても「好き」か「嫌い」か、または「楽しい」か「楽しくない」かという価値判断を基準とします。このようなシンプルな判断基準が、彼らを衝動的で行動的な人物として知らしめています。
一方で、得意とするひらめき型の発想や直感的な判断が的中した場合は、その行動は非常にスムーズに展開していきますが、ひと度その直感が躓くと、坂道を転がり落ちるように躓きが連鎖していくといった悪循環を招くことがあります。論理的な解釈が不足する(比較A低値)ことから、マイナスの連鎖を客観的に捉えられず、歯止め、切り返しができなくなるのです。こうなると自分で自分の気持ちを立て直すことができなくなり、極端に落ち込んだり、薬やアルコールに逃げ込んだりするケースもあるので注意が必要です。
一方で、得意とするひらめき型の発想や直感的な判断が的中した場合は、その行動は非常にスムーズに展開していきますが、ひと度その直感が躓くと、坂道を転がり落ちるように躓きが連鎖していくといった悪循環を招くことがあります。論理的な解釈が不足する(比較A低値)ことから、マイナスの連鎖を客観的に捉えられず、歯止め、切り返しができなくなるのです。こうなると自分で自分の気持ちを立て直すことができなくなり、極端に落ち込んだり、薬やアルコールに逃げ込んだりするケースもあるので注意が必要です。
FCエネルギーは、芸術家肌であることを象徴し、感情の波が激しく移り変わることが特徴です。結果、自己中心的な精神性を持つことも少なくありません。このため、社会的な協調性や共感性に欠けることが間々あります。このようなマイナスは、FCで凌駕してしまったA(大人の自我)では制御しにくく、冷静に自己を見つめることができなくなり、時にわがままに見える言動に終始してしまうことさえあるのです。
しかしFCエネルギーは健康維持には重要です。また直感を磨くエネルギーにもなります。これにより磨かれた直感力は「もう一人の小教授」と呼ばれる場合もあり、この力により、刹那的な判断であってもしばしば正しい方向に導かれることがあるのです。実際、天才的なアスリートや芸術家の中には、FC値が満点である人物が珍しくありませんし、例えそうした人のAが低くても、直感判断が正しく機能し続けることで、社会生活をさほど支障なく送っているようです。
FC優位型は、創造性や直感に富んだ魅力的な個性を持っていますが、組織的な業務遂行上においてはいくつかのリスクが伴います。この特性を理解し、適切にマネジメントすることが、組織としての成功に繋がります。
まず、FC優位型は感覚的な判断を重視し、価値判断の基準が「好き」か「嫌い」か、または「楽しいか」「楽しくないか」であるため、長期的な視野に立った計画立案が難しい傾向にあります。ビジネス環境では、感情に左右されやすい判断は、変化の激しい市場や複雑な業務状況においてリスクを生みやすく、特に重大なビジネスディシジョンにおいては、根拠に基づいた分析やロジカルな考え方が不足しがちとなり、それによりプロジェクトの失敗を招く危険があります。
更にFCの、高い自己中心的な精神性と気分変化の激しさは、チーム内での協調性を損ないかねません。組織内では、しばしば共同で目標を達成する必要があり、メンバー間のコミュニケーションや調和が求められます。しかしFC優位型は他者の意見を軽視し、自らのアイディアや感情を優先させる傾向にあり、このことで場合によってはチームのモチベーションを下げたり、対立を引き起こしたりするリスクを内包しています。
また、FC特有の衝動的な行動と、自己を制御することが苦手であるという特徴は、計画の変更や予期せぬ問題に柔軟に対応する力を持つ反面、突発的な行動がかえって混乱を招くことがあります。これにより、当初予定していたスケジュールや資源配分が大きく狂うことがあり、多大なコストや時間を浪費する結果となる場合もあります。
これらのリスクを軽減するために、組織としてはいくつかの対策を考えるべきです。まず、FC優位型のメンバーにはA(成人自我)の力を伸ばすトレーニングを提供し、感情に流されず冷静に判断できる能力を育むことが重要です。さらに、他のメンバーと補完的なチームを組むことで、FCの創造力を最大限に活かしつつ、ロジカルな思考が求められる部分を別のメンバーが補えるような体制を構築することが求められます。
参考:金子書房「新版 エゴグラム・パターン/TEG(東大式エゴグラム)第2版」
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定型文(記事02本文複写)
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エゴグラムは交流分析のツールです。
そのエゴグラムのタイプ名称は大変キャッチーです。これはエゴグラムの考案者である ジョン・M・デュセイ の師 エリック・バーンが、交流分析を世間に広く認知せしめ市民権を得る狙いで、その著書「人生ゲーム」のなかで敢えてキャッチーにタイプ名称を紹介したことに端を発します。
以来そのキャッチーな名称が独り歩きして、ともすると分析結果として、その名称で自分の思考特性、言動特性を規定されてしまうと、また繰り返しその名称で他者から揶揄的にパターン化されると、そのタイプ名称に自らをはめ込んで、自らのよりよい変化を規制してしまうということがありました。
キャッチーな名称は、キャッチーであるが故におもしろ笑しく多用されるものです。多用されればされるほど、された方は変化に対する規制マジックが働いた状態となり、エゴグラムの改善が進まなくなるのです。
実際に日本の学会でも、型名(M型とかN型とか)はさておき、タイプ名("がんこ親父タイプ"とか"いじけタイプ"とか)は、日本のエゴグラムの概念体系から抹消しようとの動きがあったようです。そして遂に2019年の東大式エゴグラム検査の改定では、そのタイプ名称が削除されています。
タイプ名称はキャッチーでわかりやすいので、エゴグラムの知識を得、それを活用できるようになるためにはとても有効です。この観点で、私共の研修ではそれ(以前のタイプ名称)を継承し、それによって基本的な理解促進を図っております。
一方で上述のような危険、学会の方向性、そして実際のエゴグラム図書からの削除という事実もあります旨ご賢察、ご注意くださいますようお願いいたします。いたずらにタイプ名称を口にして、他者をラベリングすることはお控えください。
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この記事を最後までお読み頂きありがとうございました。
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