oteage-sugasan-yatteranne2※直前記事からの続き・・・

私たちの日常のほとんどが、仕事か仕事関連の時間なのですから、仕事そのものが充実していなければ、日常において充足感や満足感を味わう機会が極端に少なくなります。

仕事が充実しているからこそ、忙しいながらもそれに絡む日常のほとんどの時間が充実したもの、張りのあるものとなるのです。こういう時間はあっという間に経つものです。


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しかし仕事が充実していなければ、それは空虚や疑念、不安や恐怖、白けや煩わしさなどが渦巻く世界となり、こういう時間は妙に重たく長いものです。

例えば仕事がうまくいかず、やりがいも感じられず、被支配的にやらされ感たっぷりに業務に従事しているとします。

するといつまでたっても仕事上の諸問題は解決せず、上司や関係各所、お客さまからやいのやいのと言われ続けたりします。

これでは、ただでさえ長い仕事時間が益々長く、そして苦痛になっていくことでしょう。

そしてもちろんそれは純粋な仕事時間だけではなく、これに付随、関係するあらゆる時間、つまり日常のほとんどの時間に悪影響を与えていくのです。

通勤時間も、休憩時間も、昼食のときも、移動しているときも、ベッドの上に横になってからも、それらは仕事に付随、或いは関係している時間なので、どうしてもうまくいっていない仕事のことを考えたり、思い煩ったりしてしまうのです。

よって日常の大半が虚しく、切なく、ため息ばかりが出るようになってしまうのです。

そのような経験はありませんか?

私には山ほどあります。


business man young worries 02


例えば朝起きて「今日も仕事か」とため息。

洗顔歯磨きをしながら「行くの嫌だな」と後ろ向き。

朝食をとりながらその日の仕事の段取りをふと思い描けば「あーあ」。

電車やバスに揺られながら休む理由がないかを探しまくり、そんな自分自身に辟易として心に暗雲が立ち込め、ようやく職場の扉に手がかかる頃にはもう開き直り。

そして嫌々体操。

仕方なく朝礼。重要事項の唱和さえも白々しく、「やることやればいいんでしょ」と、なにごともそれ以上を目指すのではなく最低限を志向。

そして「どうせ嫌なことをやらなきゃならないのなら、適当にちゃちゃっと片づけよう」とショートカットを含めて縦横無尽の不正常処理。

そうした日々が果たして幸せと言えるのでしょうか。

そしてそれが改善されなかったとしたら、仕事人生40年以上もの間、その多くの時間を不毛のうちに過ごすのでしょうか。

仕事を通じて充実感や充足感、満足感を味わえるようにしましょう。そのために仕事を通じて自分自身を鍛えましょう。そうでなければ、一日の大半が台無しになってしまいます。そしてその繰り返しで、なん年、なん十年が台無しになってしまうかも知れません。


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20歳くらいで入社して、60歳まで働いたとして40年。

いやこれからの時代は生涯現役が当たり前です。仕事人生だけで50年。自分が主体性をもって商売をやっていくのであれば60年は見積もっておかなければいけません。

そう。仕事人生は長いのです。そしてフルタイム勤務で仕事をしている日々にあっては、そのほとんどの時間が仕事か仕事関連の時間なのです。仕事を通じて大いに充実感や充足感、満足感を味わえるよう、自分自身でお膳立てをしていきましょう。仕事能力を高めていきましょう。

長い仕事人生、ため息ばかりついているようでは、そのうちため息に交じって魂が吐き出されてしまうかも知れません。




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