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サブカテゴリ[ "テンショク"発想 ]
(サブカテ記事№03)
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皆さんが従事している仕事、属している業界、所属している会社、部門、部署は、「地縁、血縁、人の縁」など、皆さんにとって何某かの縁があって、それこそ小説よりも奇なる縁(えにし)によって導かれ、皆さんと巡り合っているのです。もちろん、目の前にいる、そして皆さんを囲む職場の人も、お客様とも。これまさに”盲亀浮木の縁”です。是非、そうした縁を意気に感じ、大切にし、逃げずに、没頭して頂きたく存じます。
なにに没頭するのか。それは問題解決にです。そして問題解決能力を高めることにです。
仕事を通じて問題解決能力を培えば、その本質的な力は人生という問題解決の旅路に適用されます。つまり人生もまた問題解決されていくということです。これが「仕事を通じた自己実現」なのです。
違和感や停滞、やりがいのなさ、困難があったとしても、問題解決能力があればなんとかすることができるのです。道は開け、希望が湧いてくるのです。そしてそのなんとかできる自分自身に、自信を持つことができるようになっていくのです。
自身の問題解決能力の不足を棚上げして逃げ出しても、本質的な仕事をする力=問題解決能力が培われないままの転職なら、逃げた先でまたぞろ同じような仕事への違和感、仕事の滞り、そして困難に直面することでしょう。内面が磨かれていない人が、とっかえひっかえファッションショー宜しく衣服や帽子、サングラスなどを変えてみても、猿芝居か道化師の喜劇を見ているような感覚でしか認知されないのです。
このような転職を2-3回してみれば、もう後は坂道を転げ落ちるように加速度的に転職を繰り返していくようになります。いわゆる「転職グセ」がついてしまうのです。
すると大概の会社では、採用の入り口である書類選考や初期面接の段階で胡散臭く思ってしまい、いくら売り手市場の就職環境であったとしても、門戸は閉ざされがちとなってしまうのです。仮にラッキーで転職が適ったとしても、受け入れ先である職場の大概の人は警戒します。そして警戒の対象となってしまった中途参入者は、警戒されるが故に動きづらく、また芳しい人間関係もつくりずらくなり、孤立していってしまいがちでもあります。
転職発想 ではなく 天職発想 !!
・・・です。
創作の可能性は否めませんが、しかしそれ相応のことがらがあってこその物語でありましょう。かの豊臣秀吉が、織田信長の草履とり(下足番)から成りあがった物語りが有名です。それらを扱った或いはエッセンスした司馬遼太郎の「国盗り物語」や「新史太閤記」では、当時「猿呼ばわり」されていた木下藤吉郎が、その出世のきっかけを掴んだ志向性を「天職発想」として特長づけています。
「今さら」と思われますでしょうが、次ページに簡単なあらすじを。
[次の記事へ続く]
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